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平成27年の相続税の申告状況が公表されました!

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国税庁から、平成27年の相続税の申告状況が公表されました!

 

平成27年中に亡くなられた方(被相続人数)は約129万人で、このうち相続税の課税対象となった被相続人の数は約10万3千人でした。 

前年の平成26年中に亡くなられた方(被相続人)は約127万人で、このうち相続税の課税対象となった被相続人の数は約5万6千人でした。

 

人数としては約4万7千人増加し課税割合としては、平成27年が8.0%、平成26年が4.4%で、3.6ポイント増加しました。

 

これは、相続税の基礎控除の改正の影響によるものです。

 

平成26年12月以前

5,000万円+1,000万円×法定相続人

 

平成27年1月以降

3,000万円+600万円×法定相続人

 

改正前の課税割合は4%強で推移していましたが、注目されていた改正後の課税割合は8.0%というほぼ倍の数字となりました。

 

このように、改正前であれば相続税の申告の必要が無かった人が改正後には相続税の申告が必要という人が増えています。

 

相続税が身近なものとなってきています。

「円満相続」に向けて事前の対策をしておくことをお勧め致します。